バブル崩壊まではどの保険会社でも主力商品であった貯蓄性の保険は、今では「お宝保険」と呼ばれています。
高利率や配当金を売りにする保険は、少なくなっているのが現状です。
しかし、今でも保険で貯蓄をすることは可能です。
今は、働き方改革で定年が延長されつつあります。平均寿命も延び続ける中、働いて収入を得る期間も長くなっています。
昔は一時払いで運用利回りを上昇される考え方が主流でした。
しかし現代の生活においては「月々無理のない金額で貯蓄を継続する」という、発想の切り替えをしていきましょう。
また、保険で貯蓄をする最大のメリットは他にもあります。一つは「税金の節約」、もう一つは「万一の保障性」です。
税金については、保険料の支払いと保険金の受け取りと、お金の「入口・出口」のどちらにも関わってきます。
入り口としては所得税の保険料控除があります。
現在、控除区分は3つに分かれているので、上手に活用しましょう。
出口については、万一時に保険金を受け取った場合、相続税の非課税枠を活用できます。また三大疾病や介護の給付金については、その状態で本人が受け取ると全額非課税となります。
メリットを考慮した上で、貯蓄タイプの生命保険を選択肢のひとつとして考えてみてはいかがでしょうか?